アクチュアリー試験本番に持っていく飲み物はこれだ!

来週からいよいよアクチュアリー試験の本番ですね。準備がばっちりの人もそうじゃない人も、体調を整えて、100%の力を本番でぶつけられるようにしてください。

さて、アクチュアリー試験では、ペットボトル1本の持ち込みができます。何を持っていくか、決めましたか?当日になって「どれにしよう」と優柔不断になってしまって、直前のチェックができないともったいないです。この記事では実体験を踏まえて、何を持っていくべきか、ご紹介します。
試験は3時間あります。そのため、暖かい飲み物を買ってきたとしても、試験終了時には当然のように冷えています。そのため、暖かい飲み物を買ってもあまり意味がないです。なので、冷たい飲み物でいいと思います。
ボリュームは、実体験的によく売ってある500mlで3時間十分持ちます。3時間集中していると、意外と飲むペースが早くなりがちなので、350mlだとあっという間に飲んでしまいます。といって、1.5lのように大きいペットボトル飲料を持っていっても飲みきれないし、トイレが近くなるリスクがはらんでしまうのでオススメしません(笑)。
いよいよ、肝心の中身です。ずばりオススメなのは、無糖のお茶です。炭酸飲料にしろ、有糖の飲料ではだんだん口がネバネバしてきてしまい、試験に集中できなくなってしまうどころか、眠くなってしまうおそれもあります。無糖のお茶ならそういうことはありません。私がいつも買っていたのは、「午後の紅茶 おいしい無糖」です。

キリン 午後の紅茶 おいしい無糖 500ml×24本

キリン 午後の紅茶 おいしい無糖 500ml×24本

紅茶は落ち着かせる効用があるそうです。試験は慌てがちで、ケアレスミスをついついやりがちです。そこで、問題と問題の節目にこれを飲んで、(なるべく)落ち着かせていました。試験終了時にはちょっと残っている程度で、退場の合図と同時にトイレに駆け込んでいました(笑)。
ペットボトルは予め前日までに買っておくのが無難です。当日になって買う場合、試験会場では見つからない可能性があります。東京会場で不動前駅から向かう場合は、行く途中にあるマルエツプチに売ってありますので、忘れずに買っていきましょう。他のケースはちょっとわかりません、すいません(どなたかコメントを)。
というわけで、冷静に、大胆に臨みましょう。














PS これを読んだ受験生、何を買うか決めたら早くネットを閉じて勉強しましょう(笑)

旅行中にスーツケースが開かなくなった件

先週の月曜から木曜にかけて、京都へ旅行に行ってきました。その旅行記については、気が向いたら書くことにして、今回はそこで起こったトラブルの話。
旅行初日の月曜、メインイベントである集中講義を終えて、ホテルへチェックイン。その後に業界の友人と飲みに行く約束をしていたので、バッグを置いて手ぶらで大阪へ出かけていきました。ホテルへ戻ったのは23時頃。お酒が入っているので、さすがに風呂は翌日とするとしても、着替えだけでもしたい。そんなわけで、着替えが入っているスーツケースを取り出していざ開けようとすると…

……

あれ?開かない…

私が持っているスーツケースは、3ケタのダイヤルを合わせて開けるタイプのもの。いつもなら、普段設定している数字(数字じゃないが仮にxyzとしよう)に合わせればすぐに開くのです。ところが、この日は開かない…。「酔っているのか?」とも思いましたが、さすがにバッグを開けるのに30分も経過してくると、酔いからほとんど覚めている状態。いくらxyzに合わせても開かない…。
もしかしてxyzから変わったのかもしれない。まあ1000通りやってみれば、時間はかかるけど、いずれは正解にたどり着くだろうから、やってみるか。

(1000通りやってみる)

…開、開かないだと!?

んんん、ま、まあ、1000通りといっても、かなり大雑把に試したからなあ(←かなり動揺している)。。1000通り一気に試すのもなんだか数学科*1出身っぽくないし、ちょっと賢い方法とかないかねえ。
と、タブレットを取り出して、調べてみたところ、、

ほかに、スーツケースの隙間を見ながら開ける方法もあります。正解の番号の時には閉まっている部分が離れます。隙間ができるということです。下一桁から「1」ずつ合わしていき、隙間を見つける。下一桁に少しの隙間ができる番号を見つければ、下2ケタに移る。この作業を繰り返します。
https://t-meister.jp/key/lab/suitcasekey/

ほうほう。
やってみた。

……

どこがどう隙間ができるのだね、君は

まったく音沙汰なし。他のサイトでも「正解の番号の場合、他の番号に合わせた場合に較べて『カチッ』という音が微妙に違うので、それを目印にする」とか書いてあったので、耳をダイヤルに合わせて試してみても、まったく進展なし。スーツケースを開けるためのレバーを押して、親指が痛くなるばかり。そして気づけば2時…。正直開けるまで寝ていられない、というのが本当のところでしたが、さすがにそれだと身体が持たないため、この日は開けられないまま寝ることに…。上着は着替えたものの、下着はもちろんこのまま…。

翌日。風呂入って朝食を取ってから、このままでは埒が明かないので、鍵屋に頼むことに。とりあえず、最初に電話したのは、24時間対応という鍵屋(仮に鍵屋Aとする)。
私「もしもし、旅行でホテルにいるんですけど、スーツケースが開かないので開けていただきたいのですが…」
オペレーター「はい、了解しました。住所はどちらですか?」
私「(住所を話す)。ところで、料金ってどれくらいですかね?」
オペレータ―「一概には言えないので、一度見てもらってからの提示となります」
私「(スーツケースの鍵を開けるんだから、大体の目安くらいは言えるだろ…)ああ、そうですか。わかりました。お待ちしております」
料金が確認できないのが腑に落ちなかったが、この日は午前中に予定を入れていたため、四の五の言っている場合ではなかった。とにかく早く開けてもらいたかった。電話して20分経過し、鍵屋がホテルに到着。
私「これなんですけど…」
鍵屋A「ああ、これですね。先に料金の見積もりをさせていただきますと、スーツケースになりますので、出張料を入れて、、2万円くらいになりますけど、よろしいでしょうか?」
私「(えぇ!?そんなにするの!?)2万円ですか…」
鍵屋A「まあ状況によっては、もう少し頑張らせていただくこともできますが…」
私「例えばどういう状況でしょうか?」
鍵屋A「例えば、すんなり開いたときとかですね。最悪鍵の部分を破壊するとなると、2万円になりますね」
私「(いやぁ…いくら急いでいるとはいえ、2万円は持ち合わせてないし、高すぎだろ…)そうですか。とりあえず、頑張って開けてください。鍵を壊す、となると、それは困るので、やめてください」
鍵屋A「了解しました。それではやってみますね」
私「(開いてくれ〜開いてくれ〜)」

(約10分経過)

鍵屋A「う〜ん、いろいろ試してみたのですが、鍵の部分が壊れているので、ちょっとどうにもならないですね。破壊するしか方法はないと思うのですが、いかがいたしましょうか?」
私「いや、それは困ります。。…このままでいいです」
鍵屋A「そうですか、わかりました。今回はこれで失礼します。この度はお役に立てず申し訳ありませんでした」
と、鍵屋Aは平謝りで帰っていきました(開けられない場合、無料)。
うんともすんとも来ない、私のスーツケース。ところが、これが結果的に良かったのです。
さてそんなことは、この状況では知る由もない。とりあえず午前の予定はキャンセルするしかない。他に調べてみたところ、どうやら持ち込みで鍵を開けてくれる店がホテルの周辺にあるらしい。店だと出張より工具がたくさんありそうだし、なんとかなるだろ。急いでスーツケースをひきずってその店へ向かうことにしました。この日の午前中はあいにくの雨、しかもどしゃ降り。。なんてついていない日なんだ。
20分ほど歩いて、ようやく店にたどり着く。暗い雨雲とは対照的に、店の明るい雰囲気だけは救いだ。
私「すいません、スーツケースの鍵が開かなくなってしまって、開けていただきたいのですが…」
スタッフ「わかりました〜。おかけになってお待ちください〜」

(5分経過)

一向に開く気配がない。すると、店の奥から、いかにも腕っ節のよさそうな別のスタッフがやってきた。代わって私のスーツケースの鍵を開けるようだ。スプレー(KURE5-56っぽいやつ)吹きかけたり、しまいには金づち(!)を持ち出して、ダイヤルの部分を叩いているではないか。壊さないでくれよ…。

そこから10分経過…、諦めていたそのとき

カチッ!

あ、開いた←結構あっけないリアクション
開いた、助かった、ともかく開いた。話を聞くと、経過劣化で鍵の部分が壊れていたようで。暗証番号を変えるために押さえなければならない部分が出たっきり戻らない状態で、移動中、なにかの拍子で暗証番号が変わってしまったらしい(もちろんxyzではない何か)。
とりあえず、この旅行中にスーツケースに鍵をかけるのはやめておこう…。
問題なのは、そのお値段、なんと¥3,240!え!?それだけでいいの!鍵屋Aに開けられていたら確実に1万以上かかっていたのに!!
どうやら、持ち込みのおかげで、出張料が抑えられた。そして、良心的な値段提示(こちらは店内に値段が書いてあった)。ちなみに、このときお世話になったのはカギの救急車五条通店でした。ありがとうございました。
鍵屋Aも、ちょっと不親切な値段提示の仕方&高額ではありましたが、「壊さないでくれ」と言ったらあっさり退散したので、そこはまだマシだったのかもしれません。
使っていたスーツケースは、10年以上使っていたものだったので、これを機に買い換えることにしました。これが海外旅行だったら悲惨なことになっていただろうな…。

最後に、今回の教訓

  • 出張で鍵を開けてもらうときは、出張前に提示してもらう(見なきゃわからないのも一理あるが、ジャンルで大体はわかるはず)
  • 時間と場所が許せば、なるべく店に持ち込んだほうがいい
  • そもそも旅行前に、鍵がきちんと機能するか確かめる

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*1:私の出身学部は正確には経済学部

#源田たまらん の元ネタを探せ

昨日と今日のプロ野球オールスターゲームが行われています。
我らが埼玉西武ライオンズからは、牧田和久投手、菊池雄星投手、浅村栄斗選手、秋山翔吾選手、そしてルーキーの源田壮亮選手が出場しています。昨日の秋山選手の先頭打者ホームラン、よかったですね〜。
ところで、ライオンズで今年になって話題になっているものといえば、やはりこれでしょう。


「#源田たまらん」
源田選手がルーキーながらスタメン出場を続け、ここしばらく固定できていなかったショートのレギュラーを掴み取るや否や、その華麗な守備に、Twitterでは「#源田たまらん」というハッシュタグをつけてツイートしている人を多く見かけます。今や公式アカウントすらツイートするまでになっています。
ここでふと疑問が。そもそも源田たまらんとポジるのはいいんだけど、元ネタはなんだよ…、と。
試しに、「源田たまらん 元ネタ」でググってみました。

一番上のツイートを見てみると、
そうですか…。
これだけではちょっとわからないので、Twitterで検索をかけてみました。Twitterには期間を絞って検索できる機能があります。フツーに「源田たまらん」だけで検索しても、昨日今日のツイートがわんさか出るだけですからね。源田選手が入団してから本格的にライオンズの選手として活動しているのはキャンプの今年の2月からだろう、ということで、Twitterの検索に

源田たまらん since:2017-02-01 until:2017-02-28

と入力して検索してみると…

何これ…
調べてみたところ、ここで言っている「源田」とはイナズマイレブンというサッカーゲーム(アニメ)に登場する「源田幸次郎」というキャラクターで、「佐久間」とは「佐久間次郎」のことを刺しているようです。
とはいえ、これを元ネタとするにはBUZZりが足りません。
次に、3月で検索をかけると、

源田選手を指しているようにも解釈できそうですが、このアカウントの周辺のつぶやきを見てみたところ、これもイナズマイレブンの源田に関するツイートを指しているようです。
それでは、4月上旬に絞ってみましょう。

!!


このツイートがおそらく最古の「源田たまらん」のようです。もちろん、誰かがこれより前にツイートしていたけど削除してしまった可能性も拭えませんが。イナズマイレブンでは?とも思いましたが、アカウントのプロフィールを拝見すると、ライオンズファンの同志のようなので、間違いないでしょう。
そして、4月9日になると、突然「#源田たまらん」が増えだします。きっかけは、このツイート

このツイートを見る限り、何かのキャラクターのネタではなく、自然発生的なものと解釈したほうが良さそうですね。
というわけで、「源田たまらん」自体の生みの親(?)は@lionbee88さんで、BUZZらせた育ての親は、@toro_bbさんのようです。
源田選手には、これからも「たまらん」プレーを続けて、ぜひとも9年ぶりにライオンズの優勝をもたらしてほしいものですね。

四国八十八ヶ所へお遍路に行ってきました〜準備編〜

唐突ですが、先月の2月、会社を1週間お休みをいただき、四国八十八ヶ所のお遍路に行ってきました。
そのお遍路の旅を2回に分けて紹介したいと思います。今回は、準備編ということで、旅行前の計画で参考にしたもの、準備したものをご紹介したいと思います。

なぜ、お遍路か?

そもそも予め会社から「年度中に(夏休みを除いて)1週間休みを取れ」と言われていました。とはいえ、アクチュアリー試験中(当時)*1の身。4〜12月に取得してもどうせ試験勉強に当ててしまうのが関の山…。というわけで、1〜3月のいずれかになるわけですが、1月は業務の都合で無理。そうすると、2,3月が候補。せっかくなら旅行に行きたい。どうせなら行ったことないところがいい。とすると、行っていないのは…四国!!ここでなぜ海外へ行くという発想がなかったのかは謎ですが、まあともかく四国へ行くことは確定したわけです。
で?あ、そうそう、お遍路ですね。実は特に理由はないんですよ。特にこれといった信仰心があるわけでもない、かといって興味がなかったわけではない(水曜どうでしょう的に)。四万十川で川下りも興味あるけど、それは行くなら夏だよな…。というわけで、まあクタクタに疲れることは目に見えているけれども、お遍路の旅をすることになったわけです。

お遍路の計画

与えられた条件は、以下のとおり。

  • 日程:1週間、具体的には、6泊7日
  • 私のスペック
    • 慢性的な運動不足→オール歩き遍路は無理(というかそこまで予算がない*2
    • ペーパードライバー→この時点でレンタカー使用による全寺制覇は無理
  • 予算:交通費含めて10万以下(厳格にチェックしたわけではないが、まあこんな感じ)

その他もろもろを考慮した結果、電車・バスを使って、こんな感じで徳島・高知のお遍路を回ることを計画しました(後述しますが、この計画は見事に崩れることになります)。

1日目:1番霊山寺〜(最低)6番安楽寺(できれば)8番熊谷寺
2日目:7番十楽寺?〜12番焼山寺
3日目:13番大日寺〜19番立江寺
4日目:20番鶴林寺〜23番薬王寺(徳島ここまで)
5日目:(ここから高知)24番最御崎寺〜30番善楽寺(ここでほぼお遍路は終了)
6日目:(観光・近い寺があれば行くスタンス)
7日目:帰宅

歩き遍路とレンタカー遍路をやらない、という時点で、必然的に電車・バスを使わざるを得なくなるわけで。まあそれでも割と歩くことにはなりますが、全部歩くよりはマシなので。。そうすると、4県回るのは無理。資料(後述)を見てシミュレーションした結果、(一部飛ばす可能性があっても)徳島からスタートすると高知までなら行けることが判明。ホテルなどもこのシミュレーションを基に予約しました。
ちなみに、結果的に2月に行ったのは、3月だと彼岸をはさむので、お遍路のピークを迎えることになり、ホテルが全く取れないという事態を避けるためです。結果的に2月に行ったのは正解だったな、と思いました。というのも、確かに冬で寒いですが、歩いていると身体が自然と温まるので、厚着していると汗が出てくるくらいです。それに、そこまで混んでいないし、花粉もピークになっていないので花粉症の方でもまだ行きやすいかと思います。

計画を立てる際の注意

電車・バスを使ってお遍路をする場合、電車やバスはそんなに頻繁に来ない、ということを念頭に置いといてください。1本逃すと次は1時間後、なんてザラです。普段使っている電車やバスの感覚で計画を立てると、痛い目に遭います。
電車・バスを使う場合、必ずダイヤと運行時間を照らし合わせるようにしましょう。

JR四国http://www.jr-shikoku.co.jp/01_trainbus/jikoku/
徳島バスhttp://www.tokushima-tdm.jp/bus/pc/
高知東部交通(甲浦から奈半利までは電車がないので、室戸市にある寺はこのバスで行かざるを得ない):http://www.tobukoutsu.net/item/?group=grp01
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線):http://ekikara.jp/newdata/line/3901031.htm
とさでん交通http://www.tosaden.co.jp/bus/rosen/
土佐くろしお鉄道中村線):http://ekikara.jp/newdata/line/3901031.htm

また、納経(金銭(具体的には300円)を納めて納経帳に仏号・寺号・三宝印を受けること。本来の意味合いは全く異なるがスタンプラリーに近い)を行う場合、午前7時から午後5時までとなります。できるだけ多く回ろうとすると、必然的にスタートは早朝になります。スケジュールも午後5時に余裕をもって間に合うように計画しましょう。

事前に用意したもの

服装

お遍路というと、http://www.maenaem.com/henro/too.htm のイラストにあるような、菅笠から始まり金剛杖・白衣・半袈裟・念珠…と一式を揃えないといけない、みたいなイメージをもたれるかもしれませんが、そんなことは全くありません。実際、先ほどのリンク先にも

遍路はお心、服装に決まりはありません。なるほど現代のお遍路さんはジーンズにスニーカー、帽子にサックと実に様々!とはいえ白衣まとうだけで、地元の方や、お遍路さん同士の交流がぐっとスムーズになり、気持ちもうんと引き締まります。

と書いてあるように、個々人のやりやすい格好で問題ありません。とはいえ、さすがに「お遍路やってます」感は出したいもの。予算内に収めるように、以下のものは買いました。

  • 白衣(これを見ればさすがにお遍路とわかるだろう。下記を購入)
  • 念珠(葬式用にすでに持っているものの、実は宗派で念珠の種類が違うらしく(気にしなくてもいいことらしいが)、こちらも新たに購入。ちなみに四国八十八ヶ所の多くのお寺は真言宗
  • 納経帳(行った証拠残しに。B5サイズくらいのものを購入)
  • ロウソク(参拝用に。これは100均で調達)
  • お線香(同上)

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↑の白衣を買ったのですが、この白衣の良いところは、ファスナー付きのポケットが大きいところです。買った納経帳のサイズがちょうどすっぽり入るので、わざわざバッグから取り出さなくてもポケットに入れておくことができます。
また、雨具は傘でもいいのですが、荷物としてかさばることもあり、レインコートを買いました(もっとも、実際お遍路に出てみると、杖と傘を挟める器具をつけて歩いている方も見かけたので、物は使いようなんでしょうね)。

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靴はアディダスのランニングシューズを購入。お遍路用のシューズでオススメされているのは、探すといろいろと出てきますが、履きつぶしても構わないくらいの気持ちでいいと思います。これは高すぎず安すぎず、ちょうどいいと思いました。負担軽減はどうか、というところですが、そもそも筋肉痛でそれどころではないので、そこはコメントできません(苦笑・たぶんどの靴履いてもこうなっている)。

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あと、着替えは1日分だけ持参すれば十分です。それ以上は荷物の邪魔になるだけです。もちろん、その日にコインランドリーなどで洗濯にかけることをお忘れなく。

バッグ

バッグもお遍路用のものをネットで探すといろいろ出てきます。そんななかで私が選んだのは、mont-bellのキトラパックの40Lです。

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使ってみてよかったのは、とにかくポケットが多いところ。上部には買っておいたレインコートを入れて、メインのポケットには着替えが余裕で入る。真ん中のポケットは納経帳が入るし、下のポケットには小物をたくさん入れておける。側面にペットボトルのような飲み物が入れられるポケットがあればなおよかったですが、それくらいは手でなんとかなりますかね。おそらく30Lのものでも足りたかもしれませんが、今後海外旅行に行くことを考えると、40Lにしました。
結局、持っていったものは以下のとおり。

  • 白衣
  • 数珠
  • お線香
  • ロウソク
  • 納経帳
  • ポシェット(家にあったもの。数珠、お線香、ロウソクを入れるもの)
  • 保険証(幸い使わなかったけど、何かあったときに困らないように)
  • 携帯用リステリン
  • スマホとその充電器
  • お遍路ガイドを印刷したもの
  • タブレットとその充電器
  • 文庫本(電車・バスに乗っているとき用に)
  • 着替え(1日分)

ロウソクやお線香が切れても地元で調達できます。お寺でも買えますが、割高なので予め十分用意しておいたほうがいいです。
あと、リップクリームも持っていったほうがいいかもしれません。

参考にしたもの

  • 家田荘子の電車・バス「コラボ歩き遍路」〜:http://www.gokutsuma.com/henro2/index.htm
    • 極道の妻たち』の作者である家田荘子先生のサイト。電車・バスを使うなら、ここがわりと参考になります。ただ、疑問符を浮かべるルートの紹介があるのと(例えば11番藤井寺から12番焼山寺へは鴨島駅から徳島駅に行くルートを紹介されているが、ダイヤによっては鴨島駅から府中(こう)駅で下りてバスに乗ったほうが早い)、電車やバスの料金の記載が古いので注意が必要です。
  • 四国遍路を列車・バスなど公共交通機関で巡るためのハンドブック「四国88NAVI」の発行について | 交通政策部 | 四国運輸局http://wwwtb.mlit.go.jp/shikoku/88navi/page.html
    • 四国運輸局が発行しているハンドブック。各県ごとにPDFファイルが置いてあります。ここでダウンロードしなくても、四国の各空港や主要駅にも無料配布されているらしいです。これも計画の参考にしたり、道中で確認に使いました。ただ、バスの経路を書くなら具体的に「○○行き」とか表示すればいいのに(初見ではわからん)、それにこれだけ見ているとバスと電車でスムーズに行けるような錯覚に陥りがちです(実際は全くそんなことない)。使えるんだけど、もうちょっとなんとかならないのか、というのが正直なところです。

前半はここまで。次回は旅行記をお送りします。

*1:実は昨年の試験をもって正会員になりました!←こんな大事なことを脚注で言うべきではないのだが

*2:歩き遍路は全て回るのに50万近くかかると言われている

2016年は一つの時代の終わり

2016年も終わりが近づいてきました。
振り返ってみても、この1年はいろいろありすぎました。センテンススプリング砲に始まり、熊本地震ブレグジット小池都政、オリンピック、そしてトランプ次期米大統領…。
そんな濃密な2016年でしたが、僕はそんな2016年が一つの時代の終わりなのではないかとつくづく思うわけです。
「『まさか』は起こる」なんていう言葉は宝くじのキャッチコピーのようにも聞こえますが、それが起きた、いや、起きてしまったのがイギリスのEU離脱であり、アメリカのトランプ次期大統領就任でした。開票の状況を見ながら、日経平均が乱高下し、結果的に記録的な下落を招いたのをまじまじと見ていました。当事者ではないですが、何か歴史の証人になったかのような感じがしました。
スポーツ界もそうです。プロ野球では広島がリーグ優勝。失礼承知ながら、カープファン以外の人には誰が予想できたことか。。やはり西武ファンとしては、河田コーチ加入が最大の補強であり、西武にとって最大の誤算だったのかなぁ…。
マチュアスポーツでも伝統校の波乱が続きました。バスケの名門能代工業が県大会連覇が47で途切れ、卓球では名門校として有名な京都の東山と神奈川の湘南工大附の(学校対抗の)連続出場がそれぞれ65、50で途切れ、正月の風物詩・箱根駅伝で伝統の中央大の連続出場が87年で途切れると、この1年で起こったとは思えないですね。。
芸能では、SMAPが今日をもって解散…。広島がリーグ優勝した91年にデビューし、再びリーグ優勝した今年に解散するのはなんとも皮肉的なものです。
天皇陛下の退位ご意向を公表したのは8月。生前退位が決まるまでしばらく「平成」は続きますが、ご意向と相まって、来年以降の「平成」は今までのものとは違うものになりそうです。
グローバル化が進むなか、保護主義に内向きかけようとしています。来年はこれまで以上に先が読めない展開になりそうです。我々としてはそんな中でも粘り強くしたたかに生きていくしかないんでしょうね。
最後に、僕が好きなラジオ番組「たまらなく、AOR」のオープニングメッセージで、この記事を締めたいと思います。

私たちひとりひとりは微力かもしれない、でも決して無力なわけじゃない

今こそ読みたい「舛添要一の6ヵ国語勉強法」

2016年もあと1週間で終わろうとしています。先週まで、頭の中はずっと仕事とアクチュアリー試験のことばかりで一杯だったのが、まるでウソのようです。
さて、2016年はいろいろなことがありました。というか、2010年代の中で(今のところ)劇的に変わりすぎた年になったのではないでしょうか。
その中の1つに、東京都知事であった舛添要一氏が、政治資金問題で任期途中に辞任してしまったことが挙げられます。
今や小池都知事の辣腕(強引?)ぶりが毎日メディアに登場し、忘れ去られているように思われる舛添氏。確かに政治資金問題自体はその後の対応も含めて糾弾されても仕方ないように思いますが、その一方で、これまでの舛添氏を全否定するにはあまりにももったいないと思います*1
その一例を挙げたい、という思いで、今日は「舛添要一の6ヵ国語勉強法」を取り上げたいと思います。

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作者: 舛添要一
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 1997/02
メディア: 単行本
購入: 1人 クリック: 25回

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舛添氏が政治家になる前の肩書きは国際政治学者。当時はTVタックル田嶋陽子氏と「夫婦喧嘩」のような言い争いをしていた時期ですね。
この書によると、舛添氏は英語の他に、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、イタリア語を勉強していたそうです。国際政治学を研究するため、とはいえ、私のような凡人からするとひえー、という感じがします。なのに、本書の中では、舛添氏が当時勤めていたミュンヘンの研究所ではたいていの人が20ヵ国語ぐらいできて、「『日本語を入れてもたった五つしか言葉ができないの』と軽く言われてしまう」という記述があり、つくづく上には上がいるものだ、と思いつつも、高々第二言語でひーひー言っている場合ではないのだな、と痛感してしまいました。
6ヵ国語も習得するんだから、きっと特別な方法があるのだろう、と思いがちですが、全くそんなことはない。というか、以前から言われている方法ことを堅実に・習慣的に勉強することが遠いようで近道である、というように見受けられます。詳しくは本書(特に第2章)を読んでいただきたいのですが、一部を紹介すると、

  • しっかり読書をする。読む習慣をつける
  • 記憶を定着させる上で、手で書いて覚える
  • 辞書を「読む」(単語の意味だけでなく説明や例文、その関連も読む)
  • ダラダラやらず、集中的に勉強する
  • 頭で理解すること以上に、慣れよ

ね、ベストセラーの語学学習ガイドの本にもよく書かれてあることばかりなんですよ。
その一方で、よくある語学学習法には警鐘を鳴らしています(ここは納得的で読む価値あり)。例えば、オーラル重視の勉強については、会話のためにこそ文法をきちんと学び、意味を理解する「読解」を十分にやる必要がある、と逆説的に説いていますし、「英語を学ぶなら英語で考えろ」という考えについても、最初のうちは日本語で考えながら英作文や英会話をするのは自然であり、数をこなすことで結果的に英語で考えられるようになる、と説明しています。そうだったのね。
ハウツー以外にも、舛添氏が海外に滞在していたときの話で印象的だったのが2つあります。1つは、スイスは永世中立国ですが、それは非武装中立ではなく重武装中立で、スイス人の自宅には武器が備えられている、ということ。全く逆だと思っていました…。もう1つは、パリでは夜10時以降にトイレの水を流さない決まりになっている、ということ。さすがに、当時は…、とは思いますが、強烈ですね(調べてみたところ、一部の古い建物などでは続いているそうです)。。
ちなみに、本書では、まだ髪の毛がフサフサだった頃の舛添氏を拝むもできます(笑)。
せっかくの明才な頭脳をお持ちの舛添氏なのですから、個人的にはほとぼりが冷めたあたりで「しくじり先生」とかに出て禊を済ませてから、教養人としてもうひと頑張りしていただきたいものだとは思っております。
ところで、なぜこの記事を今日書いたのかって?この本の「あとがき」が書かれたのが今日からちょうど20年前の1996年12月24日だからです!!(←単なる偶然)

*1:予め断っておくが、だからといって私は舛添氏の熱烈な支持者ではない

アクチュアリー試験の受験資格

2016年度のアクチュアリー試験の受験申込が開始されたようです。
http://www.actuaries.jp/examin/info.html
この記事を読んでいる受験を予定されている方で、まだ申込みをされていない方は、急いで申込手続きを済ませましょう(締切ギリギリまで引き伸ばすインセンティブなんてありませんから)。
さて、こんなツイートを見かけました。


そうですか…。
このツイートだけ見ると、おそらくこの方は、大学2年以下ですでに公認会計士論文試験に合格されて、大学へ通いながらどこかの監査法人で働かれているのかな、と思料します。だとすると、相当優秀ですね。
日本アクチュアリー会の資格試験要領によると、受験資格は以下のように定められています。

①大学3年生以上の者(4年制大学において、休学期間を除き2年以上在学し、かつ62単位以上の単位を修得した者)
高等専門学校卒業者
③学士資格を有しない大学院生
④外国の大学を卒業した者、または、外国において上記①〜③に相当する学校教育における課程を修了した者
⑤生保数理、損保数理、年金数理等の日本アクチュアリー会資格試験の受験科目に関連する知識を必要とする、保険・年金などの業務に3年以上携わった者

要は、少なくとも大学2年相当は修めていることを要する、ということなのでしょう。
一方、同じ資格試験である公認会計士や司法試験(予備試験から受験する場合)の受験資格は定められておりません。
こう聞くと、「公認会計士や司法試験だって問わないんだから、学歴関係なくアクチュアリー試験だって受験資格をなくせばいいじゃん!」という人もいるかもしれません。
これは、資格と実務との関係性の違いによるものではないか、と考えています(個人的見解)。
公認会計士や司法資格の場合、まず資格ありきで実務をスタートするのが一般的です。そもそも知識を有していないと始まらない、ということでしょう。
アクチュアリーの場合は、保険会社ないし信託銀行に入社して、実務を積みながら資格を取得するのが一般的なキャリアです。公認会計士は「士業」という性質を帯びていますが、アクチュアリーは徒弟制度的な文化が昔からあるのも一因でしょう。正会員になるまで平均8年かかること(これは条件付き期待値であることに注意が必要)、また理論上学生正会員もありえますが、そのような人は聞いたことがない(いるかもしれないが、それでもほとんどいないだろう)ことからも、実務をしながら取得する性質のものである、ということがわかるかと思います。まあ、卵が先か鶏が先かみたいなギロンにもなりますが、現行の2次試験の所見問題はやはり実務経験がないとピンとこないですし、実務が先というのが現在の解釈なのでしょう。
海外だと大学のアクチュアリープログラムを履修すると一部科目が免除される、という制度もあるようですが、この辺はもう少し議論が必要でしょう。
最後に、個人的な見解を述べさせてもらうと、上記のようなこともありますし、2次試験はいわゆる「お勉強」だけではうまくいかない性質であることから、一定の受験資格を設けるのはあってもいいと思います。その一方で、1次試験のように基礎的な部分については、撤廃してもいいのではないか、とは思います。実務的には試験会場のキャパシティのバランスも考慮しなければならないので、なかなか難しいところではありますが(やはり最後は実務的に〆るw)。