生保数理は記号ウルトラクイズか

ここ最近、生保数理を勉強して演習しだして思うこと。それは、

「生保数理は与えられた記号から使うべき公式が瞬時に出てこないとアウトである」

ということ。
生保数理のテキストなどで、定義から数式展開を導いて公式や重要な定理が示されているわけですが、
試験において大事なのは、教科書を理解していることよりも(もちろんこれも大事ですが)、与えられた問題が解けるか否か、ということでしょう。
そのためには、記号の意味を理解したうえで、公式をきちんと覚えている(もしくは瞬時に導ける)ことが大事になってきて、そのうえでその成り立ちや式の解釈ができていれば文句なしでしょう。
例えば、問題文で期始払い終身年金\ddot{a}_xと死亡確率q_xが与えられたときに、どんな公式が思い浮かぶでしょう?q_x\ddot{a}だけでは??ですが、x歳の死亡確率と生存確率q_xp_xとは表裏一体の関係があります。というわけで、 a_{x}=vp_x\ddot{a}_{x+1という公式が思い浮かべられればOK、というわけです。

この手の問題はいろいろとできそうなので、過去問をやっていてこの発想は必要と思ったらメモして日々発想力テストをやってみる、というのもいいかもしれません(誰かこういうアプリ作ってくれないかな|д゚)チラッ)。